2016.03.07(最終更新日: 2016.03.08) 準備

公園での撮影許可まとめ(渋谷区・新宿区編)

高谷 大樹高谷 大樹

一見、簡単に撮影許可が取れそうな公園。実は公園はその公園のを所有する自治体に事前細くに許可を取る必要があり、大変なことなのです。

大まかな流れ

      1.まずその公園を所有する自治体を調べる(場所によっては複数の団体が所有していることも)
      2.その自治体のHPや問い合わせ連作先にて禁止事項や注意事項をチェックする(たくさんあります)
      3.許可申請をとるために役所に行く
      4.占用料、申請書類を提出する
      5.審査の後に許可証を得る

    ざっくりと説明しましたがかなり手間のかかる作業でしっかりとした予定、段取りを考える必要があると思います。

    渋谷区編

    渋谷区にはたくさんの公園があり、実際著名な海外アーティストも渋谷区の公園を使って撮影をしています。

    利用できる公園(例)

    1.代々木公園

    26_ia_img1
    代々木公園
    参照元:SUGGEST HOMEのHPより

    アメリカのロックバンドの撮影にも行われた代々木公園です。交通の便が非常によく、また面積も広いです。

    2.鍋島松濤公園(なべしましょうとうこうえん)

    鍋島松濤公園

    参照元:DEECEより

    鍋島松濤公園

    参照元:天空仙人わーるどより

    こちらは遊具の公園というよりはお花見など向けの公園ですね。広さもバッチリで大きな桜の花が印象的です。

    3.みやしたこうえん

    みやしたこうえん

    参照元:FLAKE OFFICIAL WEB SITEより

    みやしたこうえん

    参照元:伊庭野大輔のブログより

    こちらの公園はスケートボードができたり、フットサルが出来るなど非常にアクティブな公園ですね。意外と需要がありそうな公園です。ただし、一部の場所では撮影ができないので注意が必要です。

    ・渋谷区の公園一覧は以下のサイトから調べることができます。
    渋谷区HP公園一覧

    撮影できる公園の条件

    ・公園は申請さえすれば全て利用できるというわけではなく以下のような制限があります。使うことのできない公園や制限のある公園をチェックしておくことが必要です。

    撮影場所
    区立の公園、児童遊園地および玉川上水旧水路緑道

    ・撮影を許可していない公園
    代々木ポニー公園、はるのおがわコミュニティパーク、原宿一丁目公園

    ・一部撮影を許可していない公園
    代々木大山公園、笹塚公園および西原一丁目公園内のキャッチボールコーナー、代々木深町小公園内のグランド、 みやした こうえん内の運動施設

    ・日曜・祝日の撮影を許可していない公園
    恵比寿南一公園、恵比寿南二公園、恵比寿東公園、広尾公園

    ・土曜日・日曜・祝日の撮影を許可していない公園
    笹塚公園、代々木大山公園

    ・夜間の撮影を許可していない公園
    氷川の杜公園、西参道児童遊園地、円山児童遊園地、百軒店児童遊園地、 参宮橋公園、うぐいす公園、猿楽古代住居跡公園、新橋ふれあい公園

    ・渋谷区への申請の他に許可が必要な公園
    氷川の杜公園、鳩森児童遊園地、原宿一丁目公園
    引用元:渋谷区HPより

申請の流れ

・次は気になるお値段..

商業用写真撮影、ビデオ・映画撮影など

1時間28,100円
(注)納入された占用料は返金しません。
引用元:渋谷区HPより

以前Vookで『都内で撮影できるまとめ』で大学の撮影料金を掲載しましたがそれよりもかなりお高めな印象です。

・次に注意事項・禁止事項です。

撮影時における禁止事項

・公園利用者の参加を目的としたコマーシャルやバラエティ番組などを撮影すること。
・公園の現状変更や公園利用者を排除、整理すること。
・殺人、自殺(未遂シーンを含む)や鉄砲、刀剣類などを用いた暴力シーンを撮影すること。
・裸体、下着姿、その他公序良俗に反する行為等の撮影を行うこと。
・公園内における撮影関係者が25人を越えること。
・撮影のために、植え込み、キャッチボールコーナー、便所等に立ち入ること。
・大型発電機、大型レフ板(150×100センチメートル以上)を持ち込むこと。
・ひとりで人力運搬できない機材(レール・タワー・クレーン等)を持ち込むこと。
・公園利用者、近隣住民に迷惑となるような大音量を出すこと。
引用元:渋谷区HPより

当然ですがこれに引っかかる内容の撮影はできません。
事前にチェックしておきましょう。

・次に撮影時間や日時について

使用時間
9時~21時
(注)一部、夜間の撮影を許可していない公園があります。

撮影許可時間
1回3時間を限度とします。      
(注)先に使用者がある場合、次の使用については、3時間の調整時間を経過しなければ許可できません。
(注)学校休校日などは、遊具付近での撮影を許可しない場合があります。詳しくは電話で確認してください。
引用元:渋谷区HPより

3時間で限定です。なかなか忙しくなりそうです。

・いよいよ申請です。

許可申請(撮影・集会共通)

受付期間
使用を希望する日の1か月前の9時(閉庁日の場合はその翌日)~2日前(閉庁日は含まない)(先着順)
ただし、区、国、地方公共団体および町会など地域団体が利用する場合は、利用希望日の属する月の3か月前の1日から

受付場所
区役所仮庁舎第三庁舎1階緑と水・公園課

受付時間
8時30分~17時(閉庁日を除く)
引用元:渋谷区HPより

しっかりとしたスケジュールを立てる必要がありますね。

・そして審査後、晴れて許可証交付です。

許可書の交付

申請内容を審査し、許可基準に適合し公衆の公園利用に支障をおよぼさないと認められる場合は、占用料の納入を確認後、許可書を交付します。
(注)都市公園許可書の交付は、9時~12時、13時~16時30分(申請が16時30分以降の場合には、都市公園許可書の交付は翌日)
引用元:渋谷区HPより

このように公園での撮影は色々と行わなくてはならない段取りがあります。
思ったより大変ですよね。

新宿区編

新宿も新宿中央公園など有名な公園が数多くあります。どんな手順で撮影を許可を得るのか見てみましょう。
まずは新宿でよく利用される公園を見てみます。

利用できる公園(例)

1.新宿中央公園

新宿の公園の代表格です。都庁の目の前にある公園として有名ですね。敷地面積が広い、滝や池など公園スポットとしての機能はしっかり兼ね備えています。(撮影のできない禁止区域もあります。)

2.甘泉園公園(かんせんえんこうえん)

こちらの公園は日本庭園の風な公園ですね。いわゆる遊具があるような公園とは異なり静かな雰囲気が出ています。

3.蜀江坂公園(しょっこうざかこうえん)

001146参照元:公園探訪より
002142参照元:公園探訪より

こちらは子供用遊具のある公園です。ピカピカの遊具というよりは少し味のある遊具ですね。公園自体の面積も広めです。滑り台などの遊具を用いて撮影したい場合にはピッタリです。

4.清水川橋公園(目白)

清水川橋公園2
参照元:東京ナビより

バスケットゴールの後ろに電車、とても珍しい光景ですね。若者向けの映像が撮れそうな感じがしますよね。
個人的には今あげた公園の中で一番好きです。

・新宿区はたくさん公園があります。以下の一覧サイトで確認してみてください。
新宿HP(公園一覧)

利用できない公園

・新宿区にも利用できない公園があります。

撮影ができない公園

下記の一部の公園では、撮影が行えません。

 ・新宿中央公園内 禁止区域
 ・新宿遊歩道公園
 ・北新宿公園内 野球場
 ・花園公園
 ・佐伯公園
 ・落合公園内 犬の広場
 ・落合中央公園内 犬の広場
 ・大久保公園内 スポーツ広場
 ・天神山児童遊園

その他にも、公園の一部に撮影禁止エリアが設けられている公園があります。
申請の際に、お問い合わせください。
引用元:新宿区HPより

申請の流れ

・申請書類の一覧

申請に必要な提出書類

[1]ー[5]を揃えてご提出ください。

[1] 公園占用許可申請書(下記の様式をご利用ください。窓口でも用意しております。)
[2] 公園内撮影チェックシート(撮影の場合のみ)
[3] 企画書(公園占用の目的、及び利用機材・スタッフ人数・参加人数等を簡潔にまとめたもの)
[4] 台本等(撮影の場合のみ必要です)
[5] その他(公園の使用場所等を示した図面など)
引用元:新宿区HPより

このように事前に準備しておく必要のある書類がいくつかあります。

・次に申請場所について

申請受付場所
みどり公園課窓口 (本庁舎7階 6番窓口) 9時~17時

<申請手順>
 [1]申請に必要な書類をご記入の上、窓口に提出してください。
 [2]審査の上、許可が可能な場合は、ご連絡いたします。
審査には、2~3日かかります。
占用許可書は、窓口でお渡しします。
その際占用料金をお支払いください。
(公園使用日の前日までに、許可書を取りに来てください)
引用元:新宿区HPより

・次は気になるお値段

料金
公園占用料金は、下記のとおりです

(平成25年4月1日現在)
動画の撮影 16,795円/時間
写真撮影 2,073円/時間
その他の占用 52円/m2 ※原則として、申請後の変更・取消はできません。
引用元:新宿HPより

こちらは占用する面積が大きいほど値段が高くなるようですね。

・次は撮影時間について

撮影許可時間

「日の出」から「日の入り」まで
使用時間は、最大2時間までとなります(新宿中央公園のみ、最大4時間まで)。
※ 「使用時間」は 、準備から撮影終了後の撤収までの時間です。
引用元:新宿区HPより

渋谷区より若干短いです。やはり公園などは事前に報告すれば何時間でも使うことができるというわけではなさそうです。

・次は撮影人数について

撮影人数

公園内での撮影は、キャスト・スタッフ等を含め10名以内で行ってください。 (ただし、新宿中央公園のみ30名まで許可します)
引用元:新宿区HPより

この規模となると映画などの撮影も規模が限られてしまいます。映画を撮るなら新宿中央公園になりますね。

最後に

公園が自治体所有であること、公園には一般の方が多くいることから想像より難しいことがわかります。公園で撮影する際には事前にしっかりと調べ、撮影の内容を吟味した上で行うことが必要です。

2016.03.07(更新日: 2016.03.08) 準備

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高谷 大樹

高谷 大樹

電気通信大学3年生。プログラミング、映像を勉強しながら映像業界にIT技術での貢献を模索中

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