2016.11.21(最終更新日: 2016.11.30) 準備

データ管理の大事なキーワードは「3-2-1」

Vook編集部Vook編集部


この記事は、11/11開催のVideographer’sNightの内容を一部編集したものです。
今回のテーマは『ビデオグラファーのためのデータ管理』。
G-TechnologyでおなじみのHGST様から『データ保全のために大事なこと』『RAIDシステムの仕組み』などについてお話していただきましたので、内容を抜粋し、数回の記事に分けてお送りいたします。

データ保全のルール


「データ保全の3-2-1」という言葉があります。最初にデータのコピーは「3」つ用意し、できれば「2」メディア、例えば1つがハードディスクだったらもう1つはテープといった形。「別の保管場所」というのは、昨今震災などがありますので、本当にプロ中のプロであれば別のところに「1」個は置いておく。

ということで、「データ保全の3-2-1」ということをよく言います。

実践できるかどうかは別ですけども、これぐらいの心構えでやらないとデータというのは保全できない。保存だけではなくて「保全」ですね。

修復ができるようにデータ管理を


続いて、「データ保全に適したストレージ」は何かということ。信頼性というのはストレージそのものが壊れないということですけども、保全というのはリカバリー(修復)を含みます。

この後のRAID5の話にもつながりますが、データが壊れても修復できるようにしておいたり、ハードディスクが壊れても交換ということになっても自動修復できるようにしておく。そういったデータ管理を行うことが必要なのではないかということをここで言っておきます。

これが今日のお話の前振り兼結論になりますね。

ハードディスク>DVD>SDカード

また、何に保存しておくのがよいのかという話もよくされますが、SDカードメディアに入れておくのが一番危険です。あれは電気を貯めているだけですから、放電してしまうとデータは飛んでしまいます。SDカードに何年という単位でデータを置いておいた場合、データは消えます。

世の中で、一番安定してデータを記録できるのは「磁気記録」なんですね。ハードディスクやテープで使っている、この磁気記録方式というのは、非常に安定した記録方式になります。
テープはよく50年持ちますとか100年持ちますとか言いますけど、あれが一番可能性がある、デジタルデータ向きの記録方式と言えるでしょう。

じゃあ光メディア(CDやDVDなど、データの読み書きにレーザー光を利用する記録媒体)はどうなのか。
書き換え可能なものは光磁気ディスクですから磁気が入っています。それからライトワンス(書き換えができないもの)は、ピットと言ってレーザーで穴を開けていきます。穴を開けたら安心かと思うかもしれませんが、あの穴は塞がります。
つまり、データのピットが消えていくということになるので、データは長い時間が経つと消えてしまいます。

この記事の続き『RAID構成の決め手は、速度を取るか保全性を取るか』

2016.11.21(更新日: 2016.11.30) 準備

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