2016.12.12 編集

パワーウィンドウの使い方-基礎編2-(Davinci Resolve)

Vook編集部Vook編集部

はじめに

前回、パワーウィンドウの使い方を紹介しましたが、今回はその続きで四角形や円形以外を中心に紹介します。
ここで一度、主に出てくる画面上の機能をおさらいしておきます。

補足ですが、シェイプを使う場合、グレーディング対象を大まかに点で囲った上で細かく調整していく手順で進めるのが良いです。
その際、普通のプレビュー画面のままだと見づらいのでエンハンスビューに切り替えると便利です。
以下の説明中の画像も、ほとんどのシェイプはエンハンスビューで見ながら操作しています。

多角形のシェイプ

四角形のシェイプとの大きな違いは、点を複数打てることです。
そうすることで画像のようなモニュメントなども囲むことができるため、非常に便利です。
画像ではコントラストを強めています。

このシェイプでは、ソフトネスは[内側]と[外側]でかけられるので、より自然なグレーディングになるように使い分けて調整します。
このモニュメントの場合、[外側]にソフトネスをかけることで自然な色味になります。


ソフトネスをかける前後の比較

画像を比較して見ると、モニュメントの縁の境界線がはっきり出ていましたが、ソフトネスをかけることで消えています。

カスタムシェイプ

多角形の場合と同じく点を複数打てる上に、ウィンドウの線を曲げたりできるので、複雑な形の建物などを囲むのにも使えて自由度が高いです。

こちらの場合では、[内側]にソフトネスをかけると境界線が消えた自然な仕上がりになります。
ここでは建物の彩度を下げて、手前のモニュメントを目立たせるようにグレーディングしています。

ソフトネスをかける前後の比較

グラデーションシェイプ

これまでのシェイプとは使い方が異なるので注意が必要です。
このシェイプでは、T字のシェイプが出てきて、T字の横棒から矢印方向に向かってグラデーションのグレーディングがかかる形になります。
使い方としては、T字の中心点を太陽などの光源やグラデーションをかける開始点に合わせ、角度とグラデーションをかける範囲を矢印で決める風に使います。グラデーションの始点は、プレビューを拡大・縮小することで距離を変えることができます。

スコープで見てみると、波形の動きが出ているのがわかります。

マスクと反転の使い方

ウィンドウのパレットの中を見ると、シェイプの横にマスクと反転があります。

マスク

マスクは、グレーディングした中でグレーディングをかけたくないところがあるときに便利です。
グレーディングしたくない部分をウィンドウで囲み、「マスク」を選択するとその部分だけグレーディングされずに処理されます。


マスクをした彫刻部分はグレーディングがかかっていません。

この場合も、境界線がはっきり出ているのでソフトネスで調整をします。

反転

シェイプで囲った状態で反転をクリックすると、囲ったところ以外が選択されるようになります。
使い方の1つとして、グレーディングしたくない部分だけをウィンドウで選択し、反転させてグレーディングをかける方法があります。
画像を例に言うと、エッフェル塔にグレーディングがかからないようにしたい場合、最初にエッフェル塔をウィンドウで囲って[反転]を押すことでエッフェル塔以外を選択してグレーディングをかけることができます。

画像では反転の様子を[ハイライト]でわかりやすく示しています。

その他

ウィンドウのパレットの三点マークのタブを開くといくつかコマンドを選択でき、ウィンドウの消去やコピーなどができます。

【参考動画】

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